男性更年期障害(イライラ、疲労感、不眠症など)の漢方相談(39歳男性)|漢方相談

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男性更年期障害(イライラ、疲労感、不眠症など)(39歳男性)の漢方相談

男性更年期障害(イライラ、疲労感、不眠症など)でお悩みの方が、うち漢方に漢方薬のご相談をされた事例をご紹介します。
グラフは、ご相談者の証を表しており、色が濃いほど証が強く出ていることになります。ご相談者と堀口先生のやりとりを表すタイムラインでは、先生が漢方薬を処方した理由などがご覧になれます。漢方薬を選ぶ際の参考にしてください。
ご自身の証を確認したい場合は、体質チェックをお試しください。

ご相談者


-男性更年期ではないかと思います イライラ 疲労感 仕事への気力減退 不眠症がつらいです。 昼間はなかなか薬がのめません。


堀口先生


更年期にしてはまだ早いのではないでしょうか?
証判定の結果、血虚と気虚が高く出ています。まず、胃腸の消化吸収力を高めて、気力を上げ、身体に酸素と栄養分を運ぶ血分を増やしていこうと思います。
この高温多湿の天気では、どうしても気力が減退します。最近お仕事は忙しいのですか?食欲がなく下痢することが多いとのことですが、どんな時下痢しますか?すごく疲れたときや緊張したときなど・・。胃部の膨満感や胃痛などありますか?また、身長と体重を教えて頂けますか?


ご相談者


-仕事い忙しく、やすめません。 夜もなかなか寝付けず、すぐに目覚めます 下痢は、朝あることが多いです。でも、2回くらいです。 174センチ 64キロです。


堀口先生


お知らせありがとうございます。参考になりました。証判定にある血虚と気滞から改善していきましょう。
すごくお疲れのようですが、神経が疲れ過ぎて高ぶって、心身とも緊張が取れない状態のようですね。その結果眠れないようです。気が不足もしていますが、気が巡らずに滞っている方が強そうです。この気を巡らす漢方薬香蘇散と抑肝散の2処方を混ぜて一種類としてご用意します。
昼間服薬できないようでしたら、朝1包で夜に2包服用してみてください。睡眠時間はどれぐらい取れますか?
心身ともに疲れている時は、まず身体を休めることを考えてください。眠れなく睡眠が短くても、身体を横にして寝ている時間が6時間~8時間ぐらい取れれば、身体(心臓や骨、筋肉など)は休まります。眠れなくてもいいですから、お気に入りの音楽などを聞きながら身体をまずゆっくり休めてください。
香蘇散には緊張を取り、胃腸の働きを高める作用があります。抑肝散は、イライラ感を鎮めて熟睡感を少しずつ出してゆく作用があります。
6時間の休息時間が取れないようでしたら、何とか時間を作って、身体を休めるように工夫してください。まずは身体を休めることです。そうすれば、徐々に精神的にも元気にあります。応援しています。


ご相談者


-食は寝る直前にとるので翌朝胃が痛いような感覚があります。
また、仕事が体を使っているので体力的にきついのもありますが、やはり、仕事の精神的なストレスが、たまっているように感じます。漢方薬、効果が実感出来るのには数週間みたほうが良いのですか。
睡眠は六時間はとれますが、朝、すっきりと目覚めることがありません。


堀口先生


睡眠時間は6時間は取れているようでよかったです。では、睡眠の質を高める必要がありますね。
やはり、寝る直前食べると寝ている間も胃腸が働かなければならないので、身体は休まりません。よって熟睡感も上がりませんし、胃は深夜の残業なので、疲れは取りません。
さらに、胃酸が停滞あるいは逆流して気持ち悪くなったり、胃痛や食欲不振、下痢となってしまうのですね。夕食を早く食べるように工夫してもらうか、寝る直前は、おかゆなど消化のよいもので、腹8分目ぐらいにしてください。軽く量を少なめにして、その分朝食でしっかり食べるようにするとよいです。


処方された漢方薬



香蘇散(こうそさん)
「胃腸虚弱で神経質の人」の次の症状に有効とされています。
風邪の初期 
→適した証:気滞 
抑肝散(よくかんさん)
「虚弱な体質で神経がたかぶる人」の次の症状に有効とされています。
神経症 不眠症 小児夜なき  
→適した証:気滞 

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