気|漢方用語

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気についてご紹介します。 漢方用語は難解のことばが多いので、できるだけわかりやすく解説をしています。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~体質判別・養生編(農村漁村文化協会)を参考にしています。



東洋医学の根元「気」について分類してみましょう。

原気(元気)


「原気」とは、ご両親から受け継いだ先天の精が、その後変化し生成したものです。生命活動の原動力です。具体的に言うと、食欲、性欲などの欲求をもたらす気です。ただ、先天の精は消耗品。これを補う後天の精が必要です。

お腹付近にある三焦(さんしょう)によって、後天の精が補給されます。それらは、おへその下にある丹田に集められ、「経絡(けいらく)」を通って、全身を巡ります。

原気が旺盛な方は、下腹部に張りがあり、臓腑や器官も上手に働くことから病気になりにくい体になります。反対に、原気が足りないと、下腹部は弱く、臓器類も軟弱になることから、虚弱体質に。疲れや冷えを感じることが多くなります。

宗気(そうき)


「宗気」とは、肺の活動によって、後天の精と体外にある天の気が混じり合う胸中に集まる気のことをいいます。五臓の心と肺に関係が深く、これらの臓器の活動を支える役割があります。例えば、心拍動を力強く、そして規則的に行わせ、しっかりとした呼吸を行わせます。

宗気の不足は、呼吸の異常や声に張りがなくなるなど、呼吸に支障をもたらせます。また、不整脈の原因になります。

営気(えき)


「営気」とは、後天の精から得られる「陰性の気」のことをいいます。水を血に変化させる役割を担い、血とともに脈中を流れます。古典「霊枢」によると、営気は、一日に体内を50回流れるといわれています。

臓器や器官、手足を巡り、血の栄養を運び続けます。

衛気(えいき)


「衛気」とは、後天の精から得られる「陽性の気」を指します。衛気は脈外を素早く巡る気です。特に、体表近くで活動し、肌の温度を高め、皮膚の収縮と弛緩に影響を与え、外邪が体内に入れない役回りです。

「霊枢」によると、霊気は、昼に体表部(陽の部分)を25周巡り、夜に体内部(陰の部分)を25周するとされています。

上の分類を統合して、気の働きを7つに整理してみました。

(1)体を成長させ、発育を行う。(推動(すいどう)作用)
(2)病気のもとを、体内に入れない。(防衛作用)
(3)重要な栄養を、体外に出さない。(個摂(こせつ)作用)
(4)臓腑を温め、一定の体温を保つ。(温(おん)く作用)
(5)冷たい物を温めて軽くして上に運ぶ。(気化作用)
(6)気や水(水)をつくる。(化生作用)
(7)気や水(水)を体中に循環させる。(行血輸布(ぎょうけつゆふ)作用)

気の解説(動画)





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