5才の女児です。難治性てんかんがあり、重度心身障害児です。在抗てんかん薬を3剤飲んでおります。その他気管分泌物をコントロールする薬、胃腸症状改善する薬を飲んでいます。これまでに漢方も随分試しましたが、便秘が強くなってしまったり、3ヶ月服用しても改善させることができませんでした。煎じ薬は飲まないです。
舌も全体的に赤く、白苔が真ん中についてます。天気の気圧の変化や地震などの地場の変動に敏感です。落ち着きがなくなったり、突然火がついたように泣き叫びます。
ご相談者の体質を漢方的にみた結果
気虚 陽虚 陰虚 血虚 気滞 湿熱 湿痰
体質チェックの項目を表示
ぽっちゃり太っている のどがよく渇く 体が全体が重く感じる 体の芯まで冷える よく眠れない 不安感が強い イライラしやすい 気力が出ない 手足が冷える 顔に血色がない 粘る痰や鼻水が出る 水っぽい痰や鼻水が出る 鼻がつまりやすい 耳が聞こえにくい 髪の毛が細い かゆみを感じる 食欲がないことが多い 食べるとお腹が張る 便が硬い おしっこの色が濃い
症状・体質改善の漢方処方の考え方
担当:堀口和彦先生
てんかんなど脳神経的な症状や咳や痰などでお困りですね。体質チェックの結果にある気虚、陰虚、気滞の改善から始めましょう。
そこで、一包を
桂枝加竜骨牡蛎湯と柴胡加竜骨牡蛎湯の処方にしましょう。もう一包を
小建中湯と麻子仁丸料を処方しましょう。
処方量は少なくし、それぞれにもうー処方混ぜることで、下剤としての大黄の働きをマイルドにし、かつ他の作用を入れ込みます。服用回数は1日2回でよいです。もしまだ排便が悪ければ、3回にしてください。処方量は、1回量各処方0.75gと少なくしてあります。服用回数は1日2回で、もし排便が悪い時は、3回にしてください。万が一、下痢した場合は、1日1回でよいです。
処方された漢方薬
担当:堀口和彦先生
漢方薬のご購入前に、無料相談をご利用ください。
体質チェック後、ご相談内容をご記入いただけます。
堀口和彦先生(薬剤師)が、体質判定の結果とお悩みの
症状から、漢方薬による治療方針をメールで回答します。
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