高血圧で腰痛と関節痛の漢方薬?

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高血圧で腰痛と関節痛の漢方薬? (67歳 男性)

高血圧で、腰痛、関節痛で悩んでいます。整形外科で腰部脊柱管狭窄症によく効く薬、プロスタグラジン製剤(プロレナールとかオバルモン)は私の場合は効かないと云われ、処方されませんでした。理由を聞くと、痺れがないからと云われました。

私の症状は、腰に痛みはありますが、痺れ・麻痺はありません。

手足の冷えについてですが、手は冷えませんが、下肢(腰より下)がよく冷えます。排便は、あまり良くりません。但し、便秘はしません。周期は1回/3日くらいです。食後にマグネシウムを飲んでいます。

現在は、高血圧症、十二指腸潰瘍の予防、自律神経失調症での処方薬を飲んでいます。

なお、次いでに今まで飲んだ漢方薬は、麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)+ブシ末ですが、効果なしです。

ご相談者の体質を漢方的にみた結果



陽虚 血虚 陰虚 気虚 気滞 

体質チェックの項目を表示

症状・体質改善の漢方処方の考え方 担当:堀口和彦先生



体質チェックの結果を見ると、陽虚と血虚、陰虚が高く出ています。これらを改善していく必要があります。両足の付け根の痛みがあることから、骨盤内の流通が悪いと予想します。

大便が硬いこと、ゲップやおならが多いこと、小便の出が悪いこと(前立腺肥大)から腰から骨盤内が混み合って、血流や神経の伝達が悪くなっていると思います。脊柱管を出たすぐの所で、靱帯や腱、筋肉などが神経を圧迫あるいは接触していると予想します。

感覚神経は運動神経より、細く弱いですので狭窄が起こると感覚神経からダメージ受けます。初期は冷えや違和感で発症して、痛みしびれと続き最終的には麻痺に至ります。このことから腰部神経根症と脊柱管狭窄症の初期と予想します。

今後の治療方針としては、腰椎周辺の筋肉と靱帯などの結合組織を柔軟にして、その付近に空間的なゆとりを作ることが大切です。漢方でお手伝いできることは、腰椎周辺の空間を作ることです。そのために、骨盤内をすっきりさせる必要があります。大腸、膀胱、前立腺は特にすっきりさせたいですね。

体質チェックの結果とご様子から通導散と疎経活血湯をご用意します。

処方された漢方薬 担当:堀口和彦先生



通導散
通導散は、婦人科にも使う薬ですが、骨盤内を通じ導き出して、空間的なゆとりを作るのに良い処方です。排便がもっとスムーズになります。
疎経活血湯
疎経活血湯は、足の付け根や腰部の血行を促進し、腰痛を改善します。
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