胃炎・胃潰瘍|症状・病気

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胃炎・胃潰瘍

胃炎・胃潰瘍に関する情報をご紹介します。 東洋医学の視点で、できるだけわかりやすくご紹介します。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~病気診断・対策編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

胃炎・胃潰瘍の東洋医学的な考え方


胃の炎症による胃炎や胃壁がただれた胃潰瘍は、東洋医学では「脾・胃」に特に関係しているととらえます。

例えば、アルコールや辛いものによって直接的に脾や胃を痛め、ストレスで「肝」を刺激して脾を痛めて胃腸を悪くさせます。気の滞りで「胃熱」とよばれる状態を導きます。

さまざまなタイプの胃の炎症ですが、その原因は「気虚」に多くみられます。胃の働き自体が弱っている胃炎では、胃腸への負担を少なくすることが大切です。空腹感がないときにはなるだけ食べないことと消化の良いものを、少しずつ食べるようにします。

また、頻繁に消化薬を使うことは胃の負担につながります。原因が除かれるわけではありませんのでご注意を。できるだけ食生活で胃をかばうようにしたいものです。

怒りも胃炎・胃潰瘍の原因に


精神的な抑圧感は、「気滞」となって神経性胃炎から胃潰瘍を起こします。神経牲胃炎を東洋医学的にみると、肝の火が胃に飛び火した状態と言います。

東洋医学の「肝」は、気・血・水を巡らせ必要な所に配分する役割をもっています。しかし、これらが渋滞してあちらこちらで張った感じをつくり、余ったエネルギーが熱を発生し火を起こします。怒りは、肝の勢いが火に変わった症状と考えています。

ニンニクや香辛料の取りすぎ、アルコールの飲みすぎ、タバコの吸いすぎなどで胃に熱をこもらせやすい生活習慣があると、こうした肝の火の影響を受けやすくなります。「湿熱」の人によくみられる胃炎や胃潰瘍です。

また、悩みやストレスなど精神的によくない状態や、抑圧的な感情は「心」の働きを過剰に乱します。その影響で「肝」が暴走し「火」に変わります。休憩や睡眠が少ないと「心」の潤いが減りますのでご注意ください。

血虚」や「陰虚」では、普通以上にストレスが胃炎の原因になりやすいことがわかります。嫌なことがあったら早く寝てしまいましょう。睡眠で潤いを増やして肝の火を鎮めるのです。

胃炎・胃潰瘍の漢方薬


東洋医学の「五行」では、肝の行きすぎた働きは「肺」が制御してくれます。緊張や感情の高ぶりを「深呼吸」が鎮めてくれます。

深呼吸による肝の抑制は、即効性だけでなく持続的な効果もあります。深い呼吸は腹式呼吸がよろしいかと思います。胃炎や胃潰瘍対策としてぜひ取り入れてください。


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