腰痛・関節痛|症状・病気

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腰痛・関節痛

腰痛・関節痛に関する情報をご紹介します。 東洋医学の視点で、できるだけわかりやすくご紹介します。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~病気診断・対策編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

腰痛・関節痛の東洋医学的な考え方


腰もそうですが、関節の役割は、筋肉や骨、骨格に動きをつくることです。関節があることで、より複雑な繊細な運動が可能になります。

関節をよい状態で保つためには、関節をよく動かすことが大事なのですが、痛くて動かないでいるとそれだけで固まってきます。関節を動かすことは、関節自体の機能を保つと同時に、東洋医学で言う気・血・水の流れを盛んにさせて、体内の働きを順調にさせます。

関節の病気は、気・血・水の滞りが原因ですが、反対に、気・血・水を滞らせる状態が、この病気を引き起こしたと言えます。「気滞」「血瘀」「湿痰」による関節の病気は、こうした滞りが原因です。

関節の隙間には、クッションとなる水である関節液が満たされています。水の動きが停滞したり、関節の中に痰がつくられたりすると、流れが悪くなって痛みを生じます。

なお、ひどくなったときに起こる関節の変形は、骨の破壊や変形をともなうことが多いので、骨と関係の深い「腎」の働きに異常があると考えます。腎の異常は、水の巡りの悪さにもつながるので、腎に関係している精の不足である「陽虚」や、水の不足である「陰虚」では、変形をともなう関節の病気になりやすいのです。

経絡でつながっている


体中に張り巡らされている経絡は、関節にも入り込んでいます。経絡は気の通り道であると同時に、体の表面から病気が侵入するときの通り道でもあります。

風邪のひきはじめに体の節々が痛くなることがありますが、これは、体の表面から病気が侵入し、関節にその影響があらわれた結果といえます。同様に、湿気や寒さにさらされたり、風に長い間あたると関節が痛くなることもあります。

気虚」のように脾の働きが悪かったり、過食や多飲で脾に負担をかける生活をしたり、「気滞」のように気が滞りやすいと、水の巡りが悪くなり、腰痛や関節痛にかかりやすくなります。

特に水は、足首や膝などの下半身の関節や、股関節、腰椎といった体の中心部の関節に貯まりやすい性質があり、貯まったところが痛みはじめます。

腰痛や関節痛の漢方治療


生活する上で注意することは、水を溜め込む習慣です。更に冷たい飲み物や涼性の野菜などは多く取らないようにしてください。緑茶やコーヒーなどもほどほどに。

これらは、水の巡りを悪化し、「脾」や「腎」に負担をかけることになります。また、ストレスや抑うつ的な気分、運動不足などで、気や水を滞らせている場合や、夜型の生活で「陰虚」の傾向を強めている場合も巡りを悪くさせますので注意してください。

腰痛や関節痛の漢方薬


腰痛や関節痛の漢方薬をご紹介します。

ポイントとしては、水の滞りの除去や水を温めて動かす作用、そして気を巡らして余分な水を動かすものを、証に合わせて選びます。


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