結石症|症状・病気

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結石症

結石症に関する情報をご紹介します。 東洋医学の視点で、できるだけわかりやすくご紹介します。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~病気診断・対策編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

結石症とは


体内を走る管や袋の中に、カルシウムやコレステロールなどの成分が沈着して石状になる状態が、結石症です。

胆嚢、胆管、腎臓内、尿管、膀胱などにできることが多いですが、肺や唾液腺の中など血や水といった液体が流れるような場所ならどこにでもできる可能性があります。

流れている液体の成分は、各器官によって異なりますが、液体の水分が減り又は成分が過剰になって濃縮されることでよどみ、沈殿し、固まっていく過程は同じです。

石が詰まることで痛みを生じます。通過時に狭いところに石がはまったときは、激痛が走ります。また、胆汁の流れが悪くなって消化機能が低下したり、胆嚢炎や肝炎で黄疸や発熱を起こしたり、尿の流れが悪くなることで腎機能を低下させたりすることもあります。

結石症の東洋医学的な考え方


東洋医学的に胆石症をると、余分な水や熱が原因となる「湿熱」や塊となって悪さをする「湿痰」の状態と言えます。また、その背景として「陰虚」「気滞」「血瘀」などの関与が考えられます。

粉砕術や導管の除去で解決することもありますが、石の大きさによっては手術が必要になります。二次的な症状への対処として漢方治療を考えましょう。

通常の治療では、石を小さくすることや、液体の流れを改善することで解決していくことを主眼とします。

水は飲むべきか


濃厚になっている血や水が胆石症の原因ですので、これを薄めるという発想は悪くないのですが、実は悪影響を与えることも多いのです。水分をたくさん取ると、それらを体内で動かす力が負担になって、上手に動かせなくなり停滞を招くからです。

薄めるよりも巡らせる対策を取りたいものです。

また、体がきちんと水を動かせるようにすることが大事ですから、冷たい飲み物を一度にたくさん飲むようなことは避けるべきで、体を冷やすような生活習慣も控えたいです。例えば、緑茶やコーヒーなどの体を冷やす性質をもつ飲み物は注意が必要です。

生活の中では、体をよく動かし、気分爽快を心がけ気の巡りをよくしましょう。

結石症の漢方薬


漢方治療では、気・血・水の巡りの改善、「湿熱」の解消、濃厚な成分の希釈などを主眼に対応します。


ただし、胆石なら消化や分泌と関わる「脾」の働きを促し、尿路結石なら「腎」の働きを促すことも念頭に置きます。なお、巡りをよくするために冷えがある場合は、体を温めて流れをよくする方策も考えます。

漢方薬を使う場合には、できるだけ自然に石が排出される治療を目指します。


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