甲状腺機能亢進症|症状・病気

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甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症に関する情報をご紹介します。 東洋医学の視点で、できるだけわかりやすくご紹介します。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~病気診断・対策編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

甲状腺機能亢進症の東洋医学的な考え方


甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンの過剰により、体が異常に燃焼し、空回りしている状態です。

食欲がありたくさん食べますが、かえって痩せることもあります。暑がりで汗をたくさんかいて、脈が速く、必要以上に元気な様子がうかがえます。

喉が渇き、皮膚が乾燥し、筋肉が萎縮するなど、水の少ない「陰虚」の証が出てきます。また、指が細かく震えたり、瞼が痙攣したり、充血した目を大きく見開いて瞬きが少なくなったり、にらみつけているような特有の表情になることもあります。これらからは、肝の勢いの不自然さがうかがえます。

さらに、情緒不安定で興奮しやすく、集中力の低下、記憶力の低下、精神活動も興奮気味で、落ち着かない様子が見受けられます。なお、甲状腺が腫れたり、眼球が突出したりすることもあり、こうした症状が揃ったものは「バセドウ病」と言われます。

「肝」の陽気が異常に盛んになって熱となり、水や血が消耗する「陰虚」や「血虚」の状態になります。甲状腺腫大や眼球の突出は、「痰」の症状としてとらえます。

こうした症状は、たくさん分泌される甲状腺ホルモンに体が反応しているのが原因です。細胞を増やしたり、物質をつくり出す働きの過剰ですから、東洋医学的にみると「腎」の気や「脾」の気の働きが異常に活性化していると考えます。

甲状腺機能亢進症の漢方薬


漢方治療では、それぞれの症状に応じて、脾、肝、心の陽気を沈静化するために、過剰な熱を冷ましたり、潤いを増やしたりするように考慮します。


甲状腺の働きに指令を下すのは、東洋医学でいう「心」です。

生活習慣では、余分な熱を増やさないようにする工夫として、辛いものや味の濃いものを避け、甲状腺ホルモンをつくる材料となるヨードをたくさん含む海藻類などは、控えめにしましょう。

更に、消耗した陰を補うためには、休息を多めにすることが大切です。体を燃焼させる栄養ドリンク剤などは、体の消耗を強めるので控えましょう。

橋本病は繊維化し甲状腺組織が甲状腺種をつくります。バセドウ病では甲状腺ホルモンをつくる細胞が増えて甲状腺種をつくります。ホルモン分泌には異常がなくても、甲状腺の一部が腫れて大きくなったり硬くなったりする結節性甲状腺種もあります。

その他の甲状腺機能亢進症の漢方薬


東洋医学では痰の関与する病気と考えたり、水が足りない「陰虚」が原因で硬くなると考えたり、血の滞りの「血瘀」と考えたりします。その場合の漢方薬は、こちらです。


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