陰陽のバランスの失調|漢方用語

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陰陽のバランスの失調

陰陽のバランスの失調についてご紹介します。 漢方用語は難解のことばが多いので、できるだけわかりやすく解説をしています。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~体質判別・養生編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

陰陽のバランスの失調


病の原因から、その発生や発展のすべてを「陰陽の失調」という観点でとらえることができます。どちらか一方が強かったり、または過度に弱かったりすると、バランスが崩れるというものです。

さて、黄帝内経以前の医学を知る上で、大変貴重な資料として、「史記」(司馬遷著)があります。この中で、「病の応は大表に現れる。」と記されています。疾病による陰陽の失調は、色つや、声、呼吸、脈拍などの体表に現れるとしています。素問でも、「善く診するものは、色を察し脈を按じ、先ず陰陽を別つ。」とあります。

疾病の原因や発展は、その原因が陰陽のバランスの失調なので、漢方薬や鍼灸などの治療もまた陰陽のバランスを調整するものなのです。バランスが悪いんだから、それを直せばいい。不足を補ったり、余った分を瀉(しゃ)す(取り除く)ことで、陰陽のバランスをとるのです。

しかし、実はそれがそんなに簡単なことではありません。陽が旺盛すぎてそうなったのか「陰陽編盛」、陰が弱くて陽が強くなっているのか「陰陽偏衰」。原因を探らなければいけません。

陰陽編盛


「陰陽編盛」の場合の鍼灸の診断・治療をする際の留意点です。

「陽が勝つとそれは陰病、陽が勝つと熱となる。」。陽の熱が旺盛なときには、陰液が損傷されやすくなります。
「陰が勝つとそれは陽病、陰が勝つと寒となる。」。陰の寒が旺盛なときには、陽気を損傷しやすくなります。

陰陽偏衰


「陰陽偏衰」の場合はどうでしょうか。陰が不足してくると陰虚になります。すると、陰が陽を制御できずに陽が進んでいってしまいます。これは、虚熱証といいます。陰の不足で熱を持ってしまうのです。

また、陽が足りないと、今度は陰を制御できずに陰が進んでいってしまいます。陰盛となり、虚寒証です。



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