火(疾病の外因)|漢方用語

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火(疾病の外因)

火(疾病の外因)についてご紹介します。 漢方用語は難解のことばが多いので、できるだけわかりやすく解説をしています。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~体質判別・養生編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

火(疾病の外因)


火は、暑以外の外熱を指します。「五行」では火、「五臓」では心と深い関係があります。また、体内の熱が盛んになりすぎると、内因性の火邪が生じます。具体的に火邪の性質や病状などについてみていきましょう。

陽性の邪気


火は、上に向かう性質があります。高熱、口の渇き、顔面紅潮、目の充血などの症状が現れやすくなります。心に影響を与えると、不眠や意識障害、うわごとなどの症状も出てきます。

火が炎上すると、何も食べていないのに苦みを感じたり、歯ぐきの腫れや舌がただれたりすることがあります。組織が火邪によって、炎症を起こすのです。

水の損傷


火邪は、体の陰や水を消耗させます。これらが損傷すると咽喉の乾きや唇の乾きに始まり、尿の量が減り色も濃くなります。便秘などの症状も。また、火邪によって気が消耗すると、倦怠感、精神疲労、脱力感をおぼえます。

肝に影響


火邪が肝を攻撃して、筋脈が十分に栄養をもらえなくなると、肝風が生じます。これには、高熱、昏睡、うわごと、頸項部の強直、角弓反張(弓のように反り返ってしまう状態)などの症状が現れます。また、火邪が脈絡を損傷すると、動血現象として、吐血、咳血、鼻血、血尿などの異常な出血があります。

化膿しやすい


火邪が深く血に入り込むと、局所的に血肉を腐食します。そうなると、患部は化膿してにきびなどができやすくなります。また、局所的が発熱することもあります。



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