経絡(けいらく)|漢方用語

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経絡(けいらく)

経絡(けいらく)についてご紹介します。 漢方用語は難解のことばが多いので、できるだけわかりやすく解説をしています。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~体質判別・養生編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

経絡(けいらく)


「経絡」についての説明です。

経絡とは、気血が流れる通路のことです。人体を縦方向に走る「経脈」と、経脈から枝分かれして体の全部に分布する「絡脈」を合わせたものです。(正確には、「孫脈」というもっと細い脈も合わせます。)特に、鍼灸治療では、診断と治療に用いる大事なものです。

経絡説の歴史


経絡の考え方は、古代中国人が、長い臨床観察を通じて得た思考体系です。まずは、その歴史背景からです。

経脈を認識するようになったのは、戦国時代から前漢時代。体表部を、「三陰三陽」に分けて走ることを突き止めました。

前漢から後漢にかけては、陰陽論や五行説が浸透してきました。この中で、三陰三陽の「十二経脈」との関係性が認識され、五臓六腑とのつながりも理論化されました。この時代で確立した経絡説(『素問』や『霊枢』)は、二千年を経た今日にも使用されています。

経絡の構成


『霊枢』を引きますと、「経脈は裏と為す。支して横するものは絡と為す。絡の別なる者は孫と為す。」です。通常、経脈は、皮下の深いところにあり、外からは見ることができません。体表からも見られるのは、絡脈や孫脈です。これらの構成は、次のとおりです。

○経脈
 十二経脈:手足にそれぞれ三陰三陽の脈があって、臓腑と連携しています。(正経)
 奇経八脈:正経のような法則性がありません。
 十二経別:正経から分岐した脈

○絡脈
 十五別絡:正経などから分かれた大きな絡脈
 絡脈(狭義):経脈から枝分かれしている脈
 孫脈:経脈より更に分かれて細かく分布している脈

経絡の機能


これら経絡の機能をまとめると、次の3つになります。

(1)体中の臓腑や皮肉筋骨などに、気血を巡らせ、健全な整理活動を維持させます。
(2)気血の過不足や外邪の侵入によって、疾病が生じる場所となります。
(3)鍼灸治療において、診断(脈診)と治療に使用します。



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