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【うち漢方】よくある質問|光和堂薬局

|よくある質問

質問

陽気は味方、冷えは敵とは、どういうことですか?

回答

○陽気と冷え
自然界の動植物を観察すると、「陽気」なときは活動が盛んになり、寒いときは「陽気」を内側にしまって静かにしています。決して無駄使いはしません。それだけ「陽気」は生きるために必要なものなのです。このことは、私たちの生活においても同様なことがいえます。

さて、この「陽気」ですが、その最人の敵は「冷え」です。寒い季節のことに限らず、日頃から体を冷やしていないかチェックをしてみてください。

冷えは、陽気を消耗させます。

冷えの防止策として簡単にできるのは、服装です。薄着はよくありません。体を動かして温かくなっているときは、薄着でもかまいませんが、体を動かしていないときには、きちんと洋服を着て、「陽気」を逃がさないようにしてください。特に、首まわりは「熱」を逃がしやすい場所です。

首を冷気から守れば、「陽気」を守ることができます。若さにまかせて薄着による「陽気」を逃がす活動は、年齢を重ねたときに弊害が出ますのでご注意ください。

また、冷たい飲物、アイスクリームなどの氷菓子、生ものなどを食べたり飲んだりすることは、体の内部から「陽気」を攻撃することになります。夏野菜や夏の果物、緑茶のほか、生ビールやアイスクリームなど、体を冷やす性質をもつ飲食物を習慣的にとることは避けたいものです。

○陽気と水
更に「陽気」を守り、体を冷やさないようにするコツは「水」にあります。

水は体にとってとても重要な役割を果たしていますが、水は多ければ多いほどいいというものではありません。過剰な水は悪さをします。水を吸収し、体内へ運搬、回収するまでの行程で、体には多大な負担がかかります。そして、処理しきれない水は体内に停滞して「気血」の流れを阻害し、体を冷やすことになります。

むくみ、だるさ、肥満、疲れやすさ、頭重感、手足の冷え、おりものなどは、水が多いことが原因なのです。

東洋医学でいう、水を取るタイミングは「のどの渇き」です。この感覚が水分補給の合図です。ただし、水が体内を巡るには、多少の時間が必要ですので、そのとき渇きが癒えるまで飲み続けないようにしてください。結果的に水分過剰になってしまいます。

喉が渇いたときだけ、少しずつ飲むようにしてください。また適量な水と思っていても、体の中で動いていない水は、さまざまな問題を起こします。自然界でも貯まっている水は、濁っています。これと同じく、体内に残った水は、蓄膿症やニキビ、痰、口内炎などという症状をもたらします。

特に冬の時期に冷たいものを多くとると、少ない「陽気」を傷つけることになりますので、適量を心がけてください。

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