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【うち漢方】よくある質問|光和堂薬局

|よくある質問

質問

食事から気をいただくとは、どういうことですか?

回答

○食事とは何か
私たちにとって食事とは、自分の力では作り出せない“もの”を体に取り込む行為です。“もの”とは単なる栄養だけでなく、私たちが食べ物として摂取しなければ成長を続け、もしかしたら新たな生命を生む力さえ秘めていた「生命力」です。

この「生命力」は、東洋医学では「気」と表現します。食べるという行為は、他の生命体から生命の根源である「気」をいただいている行為なのです。

さて、健康で元気にいるためには、まずは食事!と考える方も多いと思います。

そのとおりであり、そのとおりでない。食べ物を体に取り込み「気」に変化させるためには、別のエネルギー(気)が必要です。しかし、もともと気が不足している気虚の方は、この気を使えずに食べ物からの気を取り出すことが苦手なのです。

こういう場合は、むしろ食事を少なくし、体内の気を強めることも必要です。無理に食べずに、体の様子を見ながら少しずつ食べることも必要です。

同じように、風邪などの病気のときに食欲がなくなるのは、体の防衛反応といえます。食べ物をエネルギーに変えるパワーを、病気を治癒するところに向けたいので、わざと食欲を落としているのです。

後に元気になれば、自然に食欲も出てくるので、病気で食欲が落ちているときには無理して食べないことが必要です。あえて食べるときには、自分が食べたいと思うものや消化のよいものを選びましょう。

○食欲とは何か
食欲とは何でしょう。

それは、体がエネルギーを補充して欲しいという要求です。健康な人は食欲が旺盛ですが、それは、元気な分だけ活動レベルが高く、エネルギーの消費も活発なためです。だから、食欲のない人や元気のない人が、「たくさん食べれば元気になる」と思い、無理をしてたくさん食べてはいけません。

空腹感もないのに食べることは、引き取り手のないエネルギーを補給するようなもので、中性脂肪として体に蓄積します。この余分なものは、「気血」の流れを阻害することになります。食べ物を健康的にとる秘訣は、空腹を感じたときに食べることにつきます。

○旬な食材には気が充満
旬の食べ物がおいしく感じられるのは、思い込みや偶然ではありません。味覚は、食材の「気」の質を見分ける力があり、体の要求に合わせ、体に必要なものだけを取り込もうと働きかけます。また味覚は、食材の「気」の質を見分ける力があり、体の要求に合わせ、体に必要なものだけを取り込もうと働きかけます。

旬なものには、その季節の良質な「気」が充満しています。

その自然な感覚よりも、栄養学的な知識や、人工的に加工された食材を選ぶことは、東洋医学的にはよろしくありません。食べ物から生命の根源である「気」を取り出すという考え方を、いつでも頭に入れておいてほしいものです。そして、他の命をいただくという礼儀もお忘れなく。

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