大杼の効能
よく使われるのは、発熱、咳、頭痛、のどの痛みといった風邪の諸症状です。
また、首筋や肩こり、めまい、腹痛、倦怠感などにも効きます。
大杼の位置
背骨の第一胸椎きょく突起(椎骨の後端が突出している部分)の下縁を挟んだ両側で、真ん中(後正中線)から親指の幅一本分外側にあります。
大杼の由来
「大」は、大きい、たっぷりと広いを意味しています。「抒」とは、機織りに使う糸巻き車を指しています。椎骨の横突起は、抒骨と呼ばれています。大抒は、糸巻き車に似た巻き車に似た大きい椎骨の抒骨の端にあるツボという意味です。