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【うち漢方】三焦兪(さんしょうゆ)|光和堂薬局

|三焦兪(さんしょうゆ)

  • 三焦兪が所属する経絡

    足の太陽膀胱経

三焦兪の効能

胃腸の機能低下による下痢や腹痛、食欲不振、口内炎などに効果があります。

また、ホルモンの異常による内分泌系の症状としては、冷えやのぼせ、心身の倦怠感、発汗過多、やせすぎ、頭痛、婦人科病(生理痛)などにも効きます。更年期障害などの治療によく用いられます。

そのほか、背中や腰の痛みやこり、下腹部のこわばりなどにも有効です。

三焦兪の位置

腰部、背骨の第一腰椎きょく突起(椎骨の後端が突出している部分)の下縁を挟んだ両側で、真ん中(後正中線)から親指の幅一本半分外側にあります。

三焦兪の由来

東洋医学(漢方)では、五臓六腑の六腑の一つとして「三焦」があります。三焦の「焦」は人体のエネルギーが生まれるところを意味しています。体を三つに分けると、横隔膜より上の胸部を上焦といいます。ここは、循環器や呼吸器を担当します。その下からおへそ辺りを中焦といいます。主に消化吸収を担います。そこから下腹部までを下焦といいい、内分泌系や泌尿器を担当します。

三焦兪は、このうちの中焦と下焦の機能を調整するツボとされています。「兪」は「兪穴」を意味します。

背骨の両脇に並んでいる兪穴は、病気の原因となる邪気が体内に侵入するのを防ぐ役割があります。