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【うち漢方】手三里(てさんり)|光和堂薬局

|手三里(てさんり)

  • 手三里が所属する経絡

    手の陽明大腸経

手三里の効能

胃痛や胸やけ、ゲップ、腹部膨満感、下痢など、消化器系の症状に広く使われます。口腔内の症状にもよく効き、歯痛、口内炎・口角炎などに用いられます。

また、上腕神経痛やめまい、頭痛、中風(脳卒中の後遺症)、のどのはれや痛み、糖尿病、扁桃炎などにも効果があります。また、このツボには鬼邪という別称がありますが、「鬼」がつくツボは精神を落ち着かせる働きがあり、イライラや不安感の解消、気分転換などに効果があります。

手三里の位置

ひじの曲がり目の横じわ(肘高横紋)の親指側の端にある「曲池」から、手首の背面の横じわ(手関節背面の横紋)の親指側にある陽渓というツボに向かって、曲池より親指の幅二本分下がったくぼみにあります。

ここを押すと、中指のほうに痛みを感じます。

手三里の由来

「手」は手を意味します。手にある三里という意味です。三里というツボは手と足にあるので、それぞれ「手三里」「足三里」と呼ばれていす。「三」は、肘膠というツボから三寸の位置にあることを示しています。

「里」は居所や道のりを意味しています。手三里は肘膠から三寸の場所にあるツボという意味を表しています。



※ 当ページは、堀口和彦先生[薬剤師、鍼灸師]が監修(一部執筆)しています。参考文献