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【うち漢方】出産後のストレスをやわらげたいとき|光和堂薬局

|出産後のストレスをやわらげたいとき

  • 相談者の体質

    気滞 

相談内容(抜粋)

10年ほど前からうつを患い、軽い抗不安薬(リーゼ5mg)をいただいていました。妊娠を機に断薬し、2年飲んでいません。出産後ストレスにより抑うつを感じるようになりました。授乳中のため、薬は飲めないと思います。授乳中でも飲める、ストレスをやわらげるものがあれば、それをいただきながら自助努力をしようと考えています。なにかありますでしょうか。

妊娠中は一週間に一度のときも。仕事で朝から晩まで外にいましたから。育休に入り、仕事をしなくなってからは、ほぼ1日に一回はでます。ときによって硬くなったりでなかったりします。予定などがあり、朝忙しくするとでないようです。もともと、人と話す時に緊張することがよくあり、肩や目がこわばってこり、緊張頭痛も常にあります。

漢方薬を処方した先生

処方に至った先生の解説

産後ストレスと抑うつ感にお悩みというご相談です。出産前後は、ホルモンの働きが劇的に変動します。ホルモンの中枢は脳下垂体にあります。ここから、女性ホルモンや催乳ホルモンなどを刺激するホルモンが出て、子宮卵巣や乳腺などの働きを調整します。

脳下垂体は、視床下部の下にあり、大脳の下で眼球の奥にあります。産前産後は、目を疲れさせないように、読書やパソコン、スマホなど細かい字を長時間見るのは控える必要があります。脳下垂体の働きを阻害します。視床下部は、自律神経の中枢であり、内臓など働きの他、心身の緊張などと深い関係があります。

体質判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。ホルモンと自律神経の乱れが原因で、心身に余裕がなく、産後に忙しさやストレスに対応してきれないのだと推察します。

漢方薬は、柴胡加竜骨牡蛎湯や抑肝散が有効です。これらは授乳中でも服用できます。

処方された漢方薬

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯は、心身の緊張感から、肩など身体が強ばり、イライラや不安感が増強されるのを改善します。自律神経の働きを調整して便通を良くする作用もあります。

  • 抑肝散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感を緩和します。

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※ 当ページは、堀口和彦[薬剤師、鍼灸師]が監修(執筆)しています。