PAGE TOP

【うち漢方】よくある質問|光和堂薬局

|よくある質問

質問

脾の病証について教えてください。

回答

脾の役割は、胃と一緒になって働き、飲食物の消化吸収をコントロールして、後天の気を取り出すことです。飲食物から水を取り出して、肺に送ることや、血が脈外に漏れないように、営気(陰性の気)を脈中に送る役割もあります。

では、脾の病証をみていきましょう。

○脾気虚
この病証は、主として消化機能の障害によって現れます。胃の調子が悪いなあ、といった具合に。原因は、飲食の不摂生、情動の失調、過労などの他、臓腑の病変が脾胃に影響を及ぼすこともあります。

主な症状としては、食欲不振、下痢、ガスが貯まってお腹が張るなどです。また、気血の生成に悪影響を与え、体のだるさや食べても痩せるといった現象も。体中の水が停滞して、湿痰などの病理現象が生じたり、内臓下垂、血便、血尿を引き起こすこともあります。

○脾陽虚
この病証は、虚寒病証です。

腹部の冷え、四肢の冷え、下痢などの症状が出ます。なお、脾気虚が進行して起こるものと、腎陽虚が影響して起こる二種類があります。

○脾陰虚
この病証は、脾の血と水が不足して病証です。

食欲不振、お腹の張り、痩せて無力感があるなどの症状が出ます。舌を見ると、紅色で水が少く、舌苔が剥がれている状態です。過労によって起こることが多いです。

○脾胃湿熱
湿が脾胃に滞ることで、熱が貯る病証で実証を主とします。慢性化しやすい病証です。油分の多いもの、甘いもの、お酒などによって脾胃を痛めることで生じることも。

腹部のつかえ、お腹が張る、腹部の痛み、食欲不振、口が苦い・粘るなどの症状が出ます。

○脾胃の昇降失調
この病証は、脾と胃のバランスが失調したものです。

水などを上にある肺に運ぶ作用が乱れたり、胃の調子が悪くなり起こります。上に運ぶ昇清作用が乱れると下痢になります。胃の不調では、悪心、嘔吐、噫気(げっぷ)があげられます。

戻る

  • (81件)

気滞(きたい) とは?

気虚(ききょ) とは?

血瘀(けつお) とは?